2012年05月20日

平成24年度・司法試験を迎えて

 平成24年5月16日から今日20日まで,今年の司法試験でしたね。
 私も,ローからの道を変えていなければ受けていたであろう試験です。もちろん,心中複雑な想いを抱えて,この1週間を迎えました。

 自分で「受けない」と決めたのですから,別に,受けていないこの現実を悔やんだりとか,受けとけばよかったかなぁとか,そういったマイナスな思考はありません。私は私の意志で,法曹にはならずに社会に出ると決めたのですから。
 ですが,一緒に頑張ってきた仲間の多くは,司法試験に合格し,立派な法曹になるでしょう。そう期待していますし,事実優秀な友人たちが周りに多くいました。

 ここで今私が思うことは,彼らが法曹として活躍する頃になったとき,アリシアはどうなっているのか。私も,彼らと同じくらいに活躍できるビジネスパーソンになっているだろうか。非常に気になります。

 なので,私は今日までの1週間を,「司法試験を受けた友人たちに負けるとも劣らない,立派なビジネスパーソンになる」という理想を高らかに掲げ,これに向かって邁進する想いを強くする週としました。
 さてさて,3年後,5年後,どうなっているでしょうか?

 アリシアは,具体的には,ロー卒の人材はここまで優秀なのであると世に知らしめること,および,法曹にならなくとも立派な「法律家」になることはできるということを示すこと,以上2点を大きな目標としてがんばっていきたいと思います。
 まぁまずは,入社した今の会社で,法務職ないしは法律面の仕事を任されることが,一番近い目標ですね!
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2012年05月08日

就活に失敗して自殺を選ぶ時代に,募集企業の側がやるべき事とは

読売YOL・就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に(平成24年5月8日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120508-OYT1T00690.htm?from=tw

 こんな記事を目にして,思ったことを少々。
 この状況の原因はどこにあるか,ではなく,この状況をどう改善してゆくべきか,という観点から,アリシアが思いついたことを書きます。

 自殺とまでは行かなくても,周りが内定をもらっていく中,自分は内定が無いまま大学を卒業してしまえば,うつ病くらいになるのは分かる気がします。
 そこで,なぜ就活生がうつ病になるのか,なりやすいのか,という点について,アリシアは(以前のこちらの記事にも書きましたが点数にもならない(できない)ため,何が原因で落とされたのか,その理由が分からないからだと思います。

 せいぜい20代前半の小さな若者に,就活の結果にいたった理由を自己分析しろ,なんて無理な話です。成功体験の無い人が,失敗を語れないのと同じです。
 そこで,アリシアが考えるに,募集をしている企業の方,特に人事の方に,この状況を変えるために一つお願いをしたいのです。これが難しいことであるのは百も承知の上で,書きます。

 それは,「その学生がなぜ不合格なのか・不採用なのか,その理由を,応募した学生に通知してやってほしい」ということです。
 自分が不採用である理由が分かれば,まだ納得もできます。原因の分からない葛藤から適応機制,そして適応の失敗なんて道をたどる可能性は一気に低くなります。次の就活に活かすこともできます。

 A社の面接では,自分はここをアピールしたつもりなのに,伝わってなかったのか。
 なんだ筆記テストの点数が悪かったのか,確かにあまり勉強しなかったからな。
 面接でアピールしたことは伝わっていたが,そこは全然求められていなかったのか。
 やばい,エントリーシートの文字が汚かったのが理由か・・・。

 難しいことはよーくわかってるのですが,これは不可能なことではありません。きちんと応募者と向き合っていれば,自ずと理由があるはずです。それとも,なんとなく,フィーリングで不採用にしてたり,しませんよね?
 事実,私が就活していた過程で,このフィードバックをやっている企業があると聞きました。主に製造業で,将来,自社の商品を購入する可能性がある大手企業で,このフィードバックをしないせいで売り上げが落ちることを懸念しているらしいです。(もちろん伝聞。)

 「人を育てる」という観点から考えれば,きちんとフィードバックしてあげることが,社会で人を育てるということなのだろうと思います。これができれば,学生の就活はどれだけ楽になるだろうなぁ・・・。と思います。
 フェイスブックやらツイッターやらで,応募学生・内定者の言動を探っている暇があるくらいでしたら,ぜひともフィードバックをお願いします!
posted by 水澄アリシア at 21:17| Comment(0) | 就職活動を思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

理想のビジネスパーソンになるために,論理的に明快でない方法論を

 理想のビジネスパーソンとは,どんな存在か。就職して早1ヶ月が経ったアリシアですが,会社でもそういったことを言われます。訓示というか,朝礼というか,いろんな場面で。
 自分で理想像を描いて,それに向けて「何が必要なのか」を考えれば,おのずと「何をすべき」なのかは見えてくるような気もするのですが,まぁここに異論を呈してみようかと。

 まず一つ。まだ20代の若造が描く理想像なんて,大したものじゃない
 例えば。子どもが目の前でおままごとで遊んでいる。これを大人が可愛いなぁと思いつつ眺めている。すると,おままごとをしている子どもが言う。「こんなの,ただのおままごとじゃん!」
 さて,大人のあなたはどう思います?
 子どもがおままごとをすることには遊びとして立派な意義がありますが,それを子どもに説いたところで分かるわけがない。大人は,せいぜい「可愛げが無いなぁ・・・」とか思って終わるのが関の山。

 さて。これを理想のビジネスパーソン論に引き直すと。
 上司や先輩にしてみれば,理想のビジネスパーソン論を「いくら考えたって,なれるわけないじゃないですかーっ」と言ったところで,「はいはいそうかもね」と流されて終わりです。これを考えることに意義があると思っているからこそ,上司や先輩方の通ってきた道だからこそ,同じことをやらせるわけであり,若造にその意義が分かるはずはない,と。

 ・・・だいぶ外れた説明になりましたが,要するに。
 若造が描く理想像は,諸先輩方からすれば青二才,おままごとにしか見えないのですよ。おままごとをいくら積み重ねたところで,舞台演劇にはなりません。今の若い段階で,本気で理想のビジネスパーソンを考えて,本気でそれを目指すことに,果たして意義があるのかどうか,疑問無しとしないわけです。

 しかし,そうは言っても,いつも理想を考え続けることには意義があるのだろうと思います。いつ何歳になった時に理想を掲げるのが正しいか,という問いにも答えはありません。となれば,絶えず考え続け,修正しながら,上を目指していく姿勢こそが大事だ,ということになるのではないか,と。

 次に一つ。世の模範とされるビジネスパーソンは,論理的に説明できないことを良くやっているという事実。

 ここでも例えば。先頃急逝されたアップル社創設者のスティーブ・ジョブズ。彼が仏教を深ーく信仰していたことは,広く知られています。書籍も多数販売されており,ジョブズがここまで活躍できたことと仏教には,深いつながりがあるらしいですね(読んでませんが)。
 
 また,世のビジネスパーソンたちは,必ず日経を読んでいますね。これも,いったいどういう理想像を描けば,日経を読むことが必須になるのか。論理的に十分に説明できるとは思えません。
 説明はしづらいけど,必要なことは分かる。というもの。

 さらに,ビジネス誌などを読んでいると,そこに出てくる社長様などの歴々は,大体の人が小説の読書を趣味にしています。ビジネス書や新書ではなく,小説をよく読んでいらっしゃる。これも,なぜこれが必要なのか,論理的には説明がつかない。

 ちょっと見方を変えれば,リーガルマインドも同じです。法律を扱うならともかく,そうでないのに,リーガルマインドを持つ必要があるとは言いにくい。しかし,リーガルマインドがビジネスにおける論理的思考力を高める上で有益であることは,たぶん明らか。
 法律を扱わないからリーガルマインドを鍛える必要はない,ということにはならないでしょう。だが逆に,リーガルマインドを鍛えたから,ある理想像に近づくことができる,というのも,いまいち説得力に欠けます。

 と,いうわけで。
 世の模範とされるビジネスパーソンたちは,ビジネス上の成果につなげがっているとは,論理的に説明しにくいことを,共通項としてよくやっている。
 自分が掲げる理想像にいたるまでのプロセスに織り込むことは,おそらくできない。しかし,真似してみれば,何か見えてくるかもしれない。そう思って,真似してみることは結構意義があるのではないかな,と思うのです。
 
 言葉にはできなくても,理想を目指す上でなぜ必要なのか説明できなくても,やってみればいいと思うのですよ!
 それに意義があったかどうか,判断できるのは,今の自分ではなくて未来の成長した自分なのですから。
 人生,回り道があったっていいじゃないですか。
posted by 水澄アリシア at 19:10| Comment(0) | アリシアの心に浮かぶもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月08日

君は本当に「法務博士」なのか?

 タイトルは仰々しいかもしれませんが,単に勉強法について言いたいことがあるだけですw
 それは,「ロー生は,つまみ食いでもいいから,たくさんの法律科目を勉強しておけ!」ということです。

 ロー卒すなわち「法務博士」が社会で有用な人材として期待されるためには,法律のことを一般人より知っていなければならない。求められている法律関係の需要に応えなくてはいけない。その水準は,弁護士と同レベルとまではいかないまでも,それに負けずとも劣らない程度,でしょうか。司法書士や行政書士のレベルは,超えるべきなのかもしれませんね。(もちろん,書士の方々のレベルが低いことを言いたいのではないです)

 ところで,理系?の最難関国家資格である医師免許。医師は,免許を持っていれば「科」については何を掲げてもいいし,どんな医療行為でもできるそうです。弁護士はどうでしょう?弁護士も,資格さえ持っていれば,いかなる法律分野の弁護も引き受けることができます。

 さてさて何が言いたいかですが,法務博士となったロー卒が,弁護士に負けずとも劣らない能力を有している,と言えるためには,どんな分野の法律に関する需要にも応えられるようにならなければならない,少なくとも人材として雇われた企業が欲している法律知識・ノウハウ等を持っていなければならないのではないか,ということです。
 そして,ロー内で勉強している段階で,自分が将来どの法律を使って食っていくのかなんて,分かるはずもありません。司法試験を諦める可能性だって否定はできない。神のみぞ知るセカイww
 となると,ロー生のうちに勉強しておきたい法律科目が,たくさんあるんじゃないでしょうか?

 実際,いわゆるリーガルマインドを身につけていることはもちろんですが,司法試験科目をそのまま業務で用いる企業なんてごく少数ですから,もっともっと別の,普通なら勉強しないような領域の法律について,専門的に勉強しておくことが大事です。すなわち,これがロー生の教養
 例えば,保険会社に行くなら商法の中でも保険法,証券会社や銀行なら金商法,小売店だったら景表法,報道機関だったら少年法,刑事政策,犯罪学などなど。あるいは,将来渉外弁護士になりたい!と思っているのに,国際私法に一切触れたことが無い,というのもどうかと思います。
 一般人はこれらの知識を書籍,社内研修,先輩からの教育,OJT,あるいはセミナーなどで身につけるのですが,ロー生はこれを専門的に研究している先生や実務家から教わる機会がある。高い金払ってロースクール通うんですから,これを活かさない手はないですねー!

 要するに。ロー生は,司法試験科目だけにとらわれることなく,少しでも興味を持った法律のことを数多く勉強しておくことが,有用な人材になるには大事なことだ,ということです。深く専門的に,というわけではありません。せめてその分野の基礎基本を。弁護士になってから使うかもしれませんし,世の中何があるか分かりません。
 脳みその記憶力のピークは20代前半だとも言われてるらしいですね。この時期にいっぱい勉強しましょう!
posted by 水澄アリシア at 11:44| Comment(0) | 実定法の勉強を思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

新年度です。入社します。

 水澄アリシアです。いつも当ブログをお読みいただき,ありがとうございます!
 2012年4月1日になりました。アリシアは,昨年度のうちに無事内定を頂戴することができまして,いよいよ明日,入社式を迎えます。
 今年はたまたま1日が日曜のため,2日が入社式となっております。

 入社を迎えるにあたり,抱負を述べてみようかと思いましたが,今年の初めに既にしっかり目標を立てていましたね(笑)。改めて読み直し,すっかりそのまま入社してからの目標とし,頑張っていこうと思います!

 これからは,ロー卒生として社会に出て,見たこと感じたこと体験したこと等々,気ままに記事にしていこうと思っております。今後とも水澄アリシアを,どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
posted by 水澄アリシア at 15:01| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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